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FIV感染猫に対する治療
 FIV自体を攻撃して、感染を終わらせるような治療はありません。出ている病気に対してそれぞれ治療を行います。すべての治療は二次感染や腫瘍など、現在起こっている疾患に対して行われます。
口内炎に対しては、カリシウイルスの持続感染と口腔内細菌の両方が原因になっている可能性を考え、インターフェロンと抗生物質を使用します。ただし、完治することはまれで、時には激しい炎症をコントロールするためにグルココルチコイド(副腎皮質ホルモン)の長期的使用が必要なこともあります。また、免疫介在性疾患の治療にも副腎皮質ホルモンがよく使用されます。このような薬剤は、細菌感染の増悪も起こすことがあるので、全身の状態をよく判定してから使います。また、腫瘍に対しても、全身状態を判定した上で、治療することが動物のためになるなら、抗ガン剤の投与など特異的な治療を行います。
無症状の感染猫のモニターとしては、3-4ヵ月毎に身体検査と血液検査を行います。身体検査所見と全身的評価をあわせて、病期の進行がないかモニターします。
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